◆明治安田J1リーグ▽第18節 ●神戸1―0川崎○(16日・国立競技場、4万9541人)

 神戸はホームで川崎を1―0で倒した。元日本代表FW武藤嘉紀の9試合ぶりのゴールを守り抜き、4試合ぶりの勝ち星を取った。

 前半はシュートを9本放つなど、川崎を攻め立てる。前半19分にはMF佐々木大樹のクロスから武藤が、22分には同じく佐々木のクロスからFW大迫勇也がチャンスを作った。どちらもゴールにはならなかったが、クロスを起点にゴールの予感をさせるようなチャンスだった。すると前半43分、DF酒井高徳が放ったボールに反応した武藤が冷静に押し込み、前半を折り返した。

 後半も、日本代表からチームに復帰したGK前川黛也と、リーグ2位の失点数(13点)を誇る守備陣を中心に主導権を渡さず。盤石な戦いぶりでリーグ上位の力を見せた。