5月3日に放送された「#1204」をもって、約1年7ヶ月にわたって番組を支えてきたイ・チェミンがMC卒業を迎えた韓国KBSの人気音楽番組「ミュージックバンク」。それから約1ヶ月が経った「#1208」(韓国放送日:2024年5月31日)で次なる"第39代MC"が発表。LE SSERAFIMのホン・ウンチェとコンビを組む、新たな男性MCの座を掴んだのが俳優のムン・サンミンだ。

■ウンチェ(LE SSERAFIM)との相性もバッチリ!ムン・サンミンが新MCに抜擢された背景とは?

新MC、ムン・サンミンが緊張の初登場!「ミュージックバンク #1208」のオープニング
新MC、ムン・サンミンが緊張の初登場!「ミュージックバンク #1208」のオープニング

(C)KBS

アイドルがMCを務めることが多い韓国音楽番組だが、1998年から続く「ミュージックバンク」にはスター俳優の登竜門的な側面もあり、特に歴代の男性MCにはソン・ジュンギ(第25代)、パク・ソジュン(第30代)、パク・ボゴム(第31代)といったビッグネームも。ブレイク前の若手俳優を起用することも多く、起用時にはほぼ無名だった前任のイ・チェミンも、6月7日より配信されたばかりのNetflixドラマ「ヒエラルキー」では主要キャストを演じるなど、注目度を高めている。

前MCイ・チェミンが涙した卒量回「ミュージックバンク #1204」
前MCイ・チェミンが涙した卒量回「ミュージックバンク #1204」

(C)KBS

新たに抜擢されたムン・サンミンは190cmという抜群のスタイルと端正なルックスを持つ24歳。2018年にデビューを果たすと、今年4月まで放送された「ウエディング・インポッシブル」で主演を務めた他、今年下半期に配信を予定している「深夜2時のシンデレラ」など、今後も主演ドラマが控える若手有望株だ。

■恒例のMC就任ステージ! SEVENTEENの「_WORLD」をウンチェ(LE SSERAFIM)と初コラボ

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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そんなサンミンは、MC就任を記念したスペシャルステージとして、ウンチェと共にSEVENTEENの「_WORLD」をパフォーマンス。色っぽい低音ボイスに長い手足を生かした優雅なダンスなど、爽やかな甘い魅力を振りまき、その姿は思わずウンチェも「本物のアイドルのようでした」と太鼓判を押すほどだった。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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(C)KBS

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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ウンチェとの息もピッタリで、リズムに乗せて互いの手を合わせる振り付けをバッチリ決めると、"エンディング妖精(曲終りでカメラに抜かれるメンバーのこと)"では、互いの頭でハートを作り合うという可愛らしいポージングも。その後のアーティストへのインタビューでは、緊張した様子のサンミンを7歳年下のウンチェが見守るなど、早くも良好な関係が築かれたようで、今後も2人のケミが期待できそうだ。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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■世界的人気も納得!「WORK」と「Empty Box」で見せる"アチズ"ことATEEZの進化

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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サンミンMC就任を祝うかのように出演歌手も豪華な顔ぶれがズラリ。K-POPボーイズグループとして初めて世界最大級の音楽フェス「コーチェラ(Coachella Valley Music and Arts Festival)」に出演するなど快進撃を続けるATEEZは、約半年ぶりのカムバックとなった10thミニアルバム「GOLDEN HOUR : Part․1」(5月31日発売)から、タイトル曲「WORK」と「Empty Box」を披露した。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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そんな快進撃の裏側にある努力を歌ったHIP HOPナンバー「WORK」では、グループ屈指のビジュアルを誇る最年長メンバー、SEONGHWA(ソンファ)がバイクのシートにもたれかかっているという印象的なOPからスタート。

中毒性の高いフックに乗せたHONGJOONG(ホンジュン)、MINGI(ミンギ)のラップや、JONGHO(ジョンホ)の高音ボーカルなど、アチズらしいサウンドが随所で炸裂。さらにインタビューでSAN(サン)が新MCのムン・サンミンとコラボした2人1組での手拍子ダンスや、グッとテンションが高まるクライマックスでのパワフルな群舞まで、彼らならではのド迫力なステージは圧巻だ。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」

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一方、叙情的なサウンドが印象的な「Empty Box」では打って変わって、椅子に座りながらしっとりとした歌声で表現の幅をアピール。緻密な世界観と"憑依型"と称されるパワフルなパフォーマンスこそアチズの真骨頂ではあるが、1つのサウンドに固執せず進化を続ける姿勢こそ、ATEEZが世界的に高く評価される理由といえるのかもしれない。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」

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また前週の「#1207」は、JO1の初出演が話題となったが、この週も日本からXGが出演し、オールラップソング「WOKE UP」をパフォーマンス。7人全員が放つスキルフルかつアグレッシブなラップに加え、坊主頭のCOCONA(ココナ)を筆頭に、HINATA(ヒナタ)の青緑、CHISA(チサ)のオレンジ、JURIN(ジュリン)の赤といった派手なカラーヘアまで、攻めに攻めたステージは韓国のファンを驚かせたに違いない。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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■NewJeansの「How Sweet」が首位獲得、番組恒例のアンコールでは"不在のはずのマンネ"が登場!?

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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さらにEXOのCHEN(チェン)が圧巻の歌唱力でバラード「Empty」を歌い上げ、2PMの初代リーダーとしても知られるパク・ジェボムが、フィーチャリングとして参加しているKISS OF LIFEのNatty(ナッティ)と共に、「Taxi Blurr」で妖艶なステージを作り上げるなど、実力派が顔を揃えたこの日の出演回。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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そんな中、1stフルアルバムのWタイトル曲の1曲「Armageddon」を披露し、カリスマ性溢れるパフォーマンスで会場を魅了したaespaを抑え、見事に今週のランキング1位を獲得したのがNewJeansの「How Sweet」だ。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
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インタビューでは、怪我でカムバックには不参加となったマンネ(最年少メンバー)のHYEIN(ヘイン)に向けて「私たちTVに出てるよ!」とお茶目なメッセージを送った4人は、さらに「1位を取ったらヒップでクールなゲストをステージに呼びます」と約束。

そして、首位を獲得したアーティストによる番組恒例のアンコールステージに現れたのが、(パネルの) HYEIN!画面の向こう側で応援しているであろう"妹"のパネルを囲みながら、にこやかに歌う4人の姿は微笑ましく、何ともキュートな素顔を覗かせていた。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」

(C)KBS

他にも、成長著しい"第5世代"の勢いを象徴するかのように、「#1206〜#1208」の3週にわたって出演したZEROBASEONEが3作連続での初日ミリオンを達成した「You had me at HELLO 」からタイトル曲「Feel the POP」を披露。また、NiziUの"弟分"として期待を集める7人組・NEXZ(ネクスジ)も、先週に引き続きデビュー曲の「Ride the Vibe」を披露するなど、見せ場の多い放送回となった。

「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」
「ミュージックバンク(字幕付き) #1208」

(C)KBS

文=HOMINIS編集部

放送情報【スカパー!】

ミュージックバンク(字幕付き) #1208(韓国放送日:5月31日)
放送日時:2024年6月14日(金)18:40〜、6月16日(日)22:30〜
※字幕付き放送は毎週(金)18:40〜、毎週(日)22:30〜
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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