岩手県大船渡市は2日、目撃情報が相次いでいる地域でクマ1頭を捕殺したと発表しました。

大船渡市によりますと、6月28日午後0時30分ごろ、立根町地内の国道45号付近にクマ1頭が出没。さらに、午後4時10分ごろにも立根町地内の民家裏手に出没し、ハンターと市の職員が追い払いを実施しました。その際に、監視中のハンターがクマと遭遇したため銃を使って捕殺しました。この付近では6月中旬からクマの出没や目撃情報が相次いでいました。

捕捕殺されたクマは、体長約90センチ、体重約40キロの成獣で推定2歳ということです。市では捕殺した以外のクマが出没しているため警戒を続けています。