米Microsoftのサティア・ナデラCEOは5月2日、マレーシアのクアラルンプールで開催の「Microsoft Build:AI Day」に登壇し、同国のクラウドとAIインフラ推進のために22億ドル投資すると発表した。

 この投資で、デジタルインフラの構築、20万人のAIスキル習得の機会創出、国家のサイバーセキュリティ能力の強化を推進する。

 これは、マレーシアをクラウドコンピューティングや生成AIを含む先進テクノロジーのハブとして発展させるというMicrosoftの取り組みの一環という。

 Microsoftは4月30日には、2025年までにASEAN諸国の250万人にAIスキル習得の機会を提供するという取り組みも発表した。

 同社は4月には日本に29億ドル、UAEに15億ドル、インドネシアに17億ドル投資すると発表している。