左から小湊美和、稲葉貴子、信田美帆。5月19日から東名阪の3か所で『太陽とシスコムーン25周年スペシャルツアー!〜令和でLaTaTa〜』を開催

 バラエティー番組『ASAYAN』(テレビ東京系)のオーディションに合格し、1999年4月につんく♂プロデュースでデビューを果たしたのが、太陽とシスコムーン。

 民謡歌手の小湊(こみなと)美和、大阪パフォーマンスドールでアイドル活動をしていた稲葉貴子(あつこ)、体操で1988年のソウル五輪に出場した信田(しのだ)美帆、中国で歌手をしていたRuRuという異色の経歴を持つ4人組で、2000年10月に解散。

 わずか1年半の活動期間ながら、ファンの間では今でも“レジェンド”として愛されている。そこで、芸能界を引退したRuRuを除いた3人に、現在の活動を聞いた。

「再結成した、と言いにくい」

小湊「基本的にはのんびりしたいのですが、歌のお仕事はずっと続けています。民謡を教えたり、ソロでライブをすることも。コーラスのお仕事に呼んでいただくこともあって、最近は山内惠介さんのシングルに参加しました」

稲葉「私は、大阪パフォーマンスドール時代のメンバーとユニットを組んでライブ活動をしたり、お声をかけていただいたら舞台でお芝居をしたりしています」

信田「私は、0歳児から社会人まで、幅広い年代に体操を教えています。たまに幼稚園くらいの生徒の親御さんから、こっそり“ASAYAN世代です”と声をかけられて。その影響で子どもたちも当時の映像を見ているらしく“これが先生!?”って驚かせちゃっているかも(笑)。“金髪でゴメンね”って感じです(笑)」

 太陽とシスコムーンは、今年でデビュー25周年を迎える。5月からは記念ツアーも始まるというが“再結成をした”ということ?

稲葉「そこが難しいところで」

小湊「20周年くらいまでは、周年のタイミングで再結成していました。でも、自分たちで“いろいろやってみたい”という思いが積もって、信田が50歳になるときにイベントをやってから“次は何を祝おうか?”と、クリスマスイベントをして……。小さなイベントを続けてきちゃっているので“いつ、再結成をした”とかが言いにくくて」