日本でも人気の韓国女優が4度の体外受精を経て母になった。
その女優とはドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』などで知られる女優ファン・ボラだ。

2003年にSBSの10期公開採用タレントとしてデビューしたファン・ボラは、2022年に所属事務所ワークハウスカンパニーのキム・ヨンフン代表と結婚した。キム・ヨンフン代表は俳優キム・ヨンゴンの次男であり、俳優ハ・ジョンウの実弟でもある。つまり、ふたりの結婚は芸能界を代表する役者ファミリーの誕生でもあり、話題を集めた。 
結婚後、ファン・ボラは母親になるために努力した。しかし、結婚当初は不妊症で大変な時期を過ごしたことを自身のYouTubeチャンネルを通じて率直に打ち明けたりもした。 
ファン・ボラは「40歳を越えれば高齢出産になるので、その前に結婚しなければならないという考えだった。ところが年を取っていたせいか、なかなか赤ちゃんができなかった。それで試験管施術(体外受精のこと)を準備した。 ところが、なかなかうまくいかず失敗した」と打ち明け、もどかしさを誘った。 
しかし、ファン・ボラ夫婦はあきらめなかった。1年余りにわたって4回も体外受精を試みた末、赤ちゃんを授かった。

ファン・ボラは「結婚してちょうど1年になったが、私たち夫婦に赤ちゃん天使が来た。 私のすべてを惜しみなく与えたいし、すべてを与えても惜しくないこのような愛を初めて感じた」と妊娠後の心境を明らかにした。 
その後、10ヵ月の妊婦の末、ついに5月23日に出産。 ソウル某所のある病院で帝王切開手術を受けた末、健康な息子を出産したことが分かった。
ファン・ボラ夫婦は両親になり、キム・ヨンゴンは78歳で祖父になった。 ハ・ジョンウも叔父になったわけだ。韓国を代表する役者ファミリーは今、喜びにあふれている。
(記事提供=OSEN)