5月8日、川崎競馬場で1日に2度のカンパイ(スタートのやり直し)が発生する事件が起こった。

 第4Rでは、大外の馬を誘導する係員がゲートを出る前にスタートが切られて危ない場面があり、真正なスタートではないと判断されてカンパイをアピール。しかし、コース上の係員も早々に退いてしまい、全頭がゴール板を駆け抜けてしまった。その後は全頭競走除外となり、競走の取り止めが決まった。

【川崎・エンプレス杯】武豊オーサムリザルトが無傷の6連勝で重賞初制覇

 そして続く7Rではトゥーリナライトがフライングスタート。こちらはスタートやり直しとなったが、ピースリアンはかなりの距離を走り競走除外となった。リスタート後のレースは成立しているが、1日に2度のカンパイに場内は騒然としていた。