現地5月26日、カラ競馬場で行われたタタソールズゴールドカップ(G1・芝2100m)は、C.キーン騎乗、ホワイトバーチ(牡4・J.マーフィー)が抜け出して3連勝を決めた。ディープインパクト産駒のオーギュストロダン(牡4・A.オブライエン)は一旦先頭を伺うも、勝ち馬のキレに屈する形で2着に敗れた。

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幸運の雨が勝利をもたらす

タタソールズGC・ホワイトバーチとC.キーン騎手 (C)T.Isaka

 ドバイシーマクラシックで12着大敗を喫して巻き返しを期したオーギュストロダンだったが、直線半ばで力尽きて2着敗退。オーギュストロダンをマークして手応えよく差し脚を伸ばしたホワイトバーチに軍配が上がった。鞍上のC.キーン騎手は「ホワイトバーチにとって良いタイミングで雨が降ってきました。馬場の心配はなかったし、この雨が彼にとっても良かったです」と勝因を振り返っていた。