収賄の疑いで、10日再逮捕された石川町の前の町長は、初当選の後に業者側との癒着を深めたとみられることが分かりました。

石川町の前の町長、塩田金次郎容疑者(76)は町発注の公共工事の入札に関する情報を漏らし、瓶ビールなど約42万円相当を受け取った収賄の疑いで、元建設会社勤務の2人は、贈賄の疑いで10日再逮捕されました。

町によりますと、3人は2019年以降の12件の工事で、入札情報をやりとりしていたとみられています。

警察は塩田容疑者が、2018年に初当選した後から業者側と癒着を深めていったとみて、詳しいいきさつを調べています。