万博会場となる夢洲

博覧会協会は大阪・関西万博の会場で有償で働くスタッフについて、定員の28倍を超える1万6828人の応募があったと発表しました。


「EXPOサービスクルー」募集ページ

来年開催予定の万博の会場で働くスタッフは「EXPOサービスクルー」の名称で来場者の案内や誘導のほか、入退場ゲートの改札業務や迷子の対応などを行います。

週5日・8時間働く「コアクルー」と週1〜5日・4時間以上働く「サポートクルー」を募集していて、時給は1850円です。

博覧会協会は4月から実施していた募集を先月末で締め切り、およそ600人の定員に対して1万6828人からの応募があったと発表しました。


■「一生に一度の経験への期待の現れ」と協会 他のスタッフも募集中

「日本館」パビリオンのスタッフ募集サイト

応募が殺到したことについて博覧会協会は「このイベントを一緒に作り上げるという一生に一度の経験に対する多くの期待の現れだと思う」と話しました。

選考を経て、9月下旬までに採用される応募者には内定を通知するということです。

博覧会協会のHPでは他にも「日本館」パビリオンなどで働く人の募集も行っていて、協会は「一人でも多くの人に万博の運営に携わってほしい」としています。