2024年5月23日、ホンダはレジャーバイク「ダックス125」に新たなカラーリングなどを設定した新モデルを発表しました。

ホンダ「ダックス」に可愛すぎる新色登場!

 2023年11月9日、ホンダは原付二種(第二種原動機付自転車)の「ダックス125」に新たなカラーリングを設定するなどした「新モデル」を発表しました。

 ダックスは、初代モデルが1969年に発売されたホンダのレジャーバイクで、同じく有名なレジャーバイクである「モンキー」に続くモデルとして、「しゃれたデザインの、まったく新しい2輪車」というキャッチコピーとともに登場しました。

 ダックスの特徴となるのが、フロントからリアまで力強く伸びる「プレスバックボーンフレーム」で、その胴長短足に見える可愛らしいフォルムが犬種の「ダックスフント」を想起させることから、この車名が採用されたといいます。

 その個性的なスタイルや搭載する50ccエンジンの扱いやすさから、ダックスは日本のみならず世界でも人気のモデルとなりましたが、登場から10年となる1979年をもって一度販売を終了。

 復活を望むファンの声の高まりから、1995年にはリバイバルとしてダックスは1度再販を遂げましたが、そこから再びラインナップから消滅していました。

 今回カラーリング変更の発表されたダックス125は、2022年に改めて登場した全く新しいモデルで、パワーユニットに最高出力9.4馬力を発揮する125ccエンジンを搭載し、車種区分もダックスシリーズとしては初の原付二種となる小型バイクです。

 このダックス125は、初代ダックスよりも立派で大きなボディとなりましたが、ダックスらしさの象徴であるプレスバックボーンフレームをしっかりと継承。

 特徴である胴長の外観に、二人乗りも可能なロングタイプのダブルシートと、パッセンジャーも握りやすいグラブバーを新採用しました。

 また、アップタイプのマフラーに装着されたマフラーガードや、車体左側面のカバーなど随所にクロームメッキのパーツを使用し、レトロ感と上質感を両立しています。

 さらに、新たな純正アクセサリーとして、「クロック&ギアポジションメーター」や「USBソケット」「サドルバッグ(左側)」を純正アクセサリーに新設定。日常の利便性や、ツーリング時の快適性を高めました。

 新たに採用されたボディカラーは、クールで落ち着いた雰囲気を持つ「パールシャイニングブラック」。

 愛らしいスタイルのダックス125に、大人びたイメージのブラックを組みわせることで、従来モデルには無い上質感を身にまといます。

 また、従来の「パールグリッターリングブルー」と「パールカデットグレー」も継続で用意され、全3色のカラーバリエーションとなりました。

 販売計画台数は、7000台。車両価格(消費税込)は45万1000円で、発売は2024年8月22日を予定しています。