1999(平成11)年4月30日、東京証券取引所の株式売買立会場が廃止され、121年の歴史を持つ立会場の幕引きを、市場関係者約3800人が見届けた。取引終了後に開かれた閉場式では、かつての「集団競争売買」を再現。場立ちが手サインを繰り出し、威勢のよいかけ声が響いた。最後は満員の場内に紙吹雪が舞った。