気象庁によると、26日午前9時の観測で、フィリピンにある熱帯低気圧が台風1号になった。今後、沖縄県など南西諸島に影響が出る恐れがあり、気象庁は今後の進路に注意するよう呼びかけている。

 気象庁によると、中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。ゆっくりと北へ進んでいる。

 1号の発生日時としては、統計を取り始めた1951年以降で7番目に遅い。

 今後、日本列島には前線がかかる見通し。台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むと、前線の活動が活発化し、大雨になる恐れがある。