野球のU―18(18歳以下)日本代表候補の強化合宿2日目は5日、奈良県内のグラウンドで実戦形式の練習が行われ、神村学園(鹿児島)の正林輝大外野手が本塁打を放った。

 正林は新基準の低反発バットが導入された3月の選抜大会でも本塁打を放った。「木製バットを初めて使ったが、軽くて振りやすかった。自信になる」と手応えをつかんだ様子だった。

 高崎健康福祉大高崎(群馬)の箱山遥人捕手も本塁打。U―18日本代表の小倉全由監督は「木のバットで、初対戦の投手のボールによく反応している」と高く評価した。

 合宿は6日が最終日。