35歳は、人生で二度目に訪れる“お肌の曲がり角”とも重なります。ここでは、トータルビューティアドバイザーの水井真理子さんから、美肌を育む洗顔&スキンケアのルールと、おすすめのアイテムを伺いました。
教えてくれた
トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん profile
1:洗顔のルール
「早く済ませたいと思うと圧が強くなりがち。
しっかりなじませ、汚れを浮かせてすすいで」
「肌に摩擦は大敵。急いでいると洗顔時につい指の圧が強くなっていたり、シャワーでバーッと洗い流したりしていませんか? 洗顔はもこもこの泡で肌を包むように、クレンジングはしっかり肌になじませ、汚れを浮かせてから洗い流しましょう。また、ラメやマスカラを顔全体に広げないよう、目元は最後に洗うのもポイント」(水井さん)
おすすめの洗顔4選
カウブランド 無添加泡の洗顔料
肌への刺激が少ない植物性アミノ酸系洗浄成分配合。ワンプッシュでキメ細かい泡が完成。160mL ¥748/カウブランド(牛乳石鹼共進社)
クレスク by アスタリフト
クリーミークリアフォーム
敏感肌でも負担の少ないもっちりした泡立ち。ゆらぎの原因となる過酸化脂質までしっかりオフ。120g ¥2,530/クレスク by アスタリフト(富士フイルム)
ユリアージュ
クレンジングジェリー
ミネラル豊富な温泉水を使用した、美容液のようなテクスチャーの拭き取り・洗い流し兼用クレンジング。 150mL ¥2,145/ユリアージュ(佐藤製薬)
ミノン アミノモイスト
モイストミルキィ クレンジング
とろけるようにメイクになじむクリーミーテクスチャー。肌負担なくすっきり洗い流す。 100g ¥1,650(編集部調べ)/ミノン アミノモイスト(第一三共ヘルスケア)
2:スキンケアのルール
「シミ、しわが気になったら、
まず保湿ケアの見直しを。
角層を整えることがもっちり肌の近道」
「今までは『潤えばよし』で判断していた化粧水も、これからはエイジングを意識して、成分を重視したり、より浸透を実感できるものを選ぶようにしてみましょう。化粧水の前に先行美容液をブースターとして使うのもおすすめ。また、夏でも冬でもスキンケアの最後は、クリームで肌に潤いのラッピングをしてあげて」(水井さん)
<スキンケアの基本STEP>
洗顔→化粧水→美容液→クリーム
おすすめのスキンケアアイテム4選
(写真左から)
濃厚な一滴がみずみずしく浸透して深い潤いをチャージ。ふっくらとした上質なハリ肌へ導く。エッセンスローション アルティメイト150mL ¥9,900/イプサ(イプサ)
冬虫夏草、和漢植物入りオールインワンクリーム。集中パックとしても使用可能。保湿クリーム80g ¥5,830/ワカント(ティ・ティ・エヌ)
角層を健康的に整えることで、肌のバリア機能と保湿力をパワーアップ。クリーム 30g ¥6,380/ディセンシア(ディセンシア)
さまざまな大きさのコラーゲンが基底膜から整え、健康的な肌へ導く。コレセンス ディープ ローション 150mL ¥6,600/ニッピコラーゲン化粧品(ニッピコラーゲン化粧品)
photograph:Emiko Tennichi(model),Mitsuru Kugue(still)styling:Yoko Kakihara Hair&make-up:Yoko Fuseya(ESPER) model:Manami Takami text:Aki Sato 撮影協力/UTUWA、AWABEES web edit:Riho Abe
リンネル2024年4月号より
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