女性で初となる弁護士を目指し奮闘するヒロイン・猪爪寅子の人生を描いた連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。4月30日放送の第22回では、母・はるが書いていた日記に関して、博多大吉が朝ドラ受けで言ったコメントが話題となっている。

父・直言(岡部たかし)の弁護を引き受けた教授の穂高(小林薫)から、予審に必要な資料を書き写すよう頼まれた寅子。授業以外の時間をすべて筆写に費やす寅子を見て、同級生の花岡(岩田剛典)や涼子(桜井ユキ)たち女子生徒も協力する。

証拠を探すうち、寅子は母・はる(石田ゆり子)の手帳から直言の無実を知る。直言も上司から自白を強いられたことを明かすが、証言は覆さないという。事実を知った穂高は、「正々堂々と無罪を主張しよう」と進むべき道を宣言するのだった。

今回の放送では、はるが毎日欠かさず手帳に書いている日記の情報と照らし合わせ、「共亜事件」がおこなわれていた日に直言が自宅にいたことが明らかになった。

SNS上では、以前から描写されていたはるの日記がフォーカスされる展開を受け、「ひえ〜〜はるさんの日記!」「はるさんの日記が鍵になると知ってたぞ。記録は大事」「ここではるさんの日記が効いてくるかあ〜」など驚きの声が続出。

また、直後に放送された番組「あさイチ」では、ゲストにドラマ『岸辺露伴は動かない』の主演・高橋一生が登場。MCの博多大吉が岸辺露伴の特殊能力に引っ掛けて、「お母さんの手帳が良かったね。あんな事細かに。あれがリアルヘブンズ・ドアーかもしれないですね」とコメントし、X(旧ツイッター)では「ヘブンズドア」がトレンド入りする事態となった。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。5月1日放送の第23回では、直言の無実を知った穂高が、寅子をある場所へと連れて行く。

文/つちだ四郎