1874年5月11日に神戸駅〜大阪駅間で鉄道が開業してから今年で150周年。「JR西日本」(本社:大阪市北区)は利用者や地域住民への感謝を込め、4月より各地でさまざまなイベントを実施中。その一環として5月11日より、記念弁当が販売される。

150年前に開業した神戸駅、三ノ宮駅、住吉駅、西宮駅、尼崎駅、大阪駅。今回はそれらを含む全8駅で『鉄道とまちの歴史パネル展』がおこなわれるほか、JR西日本公式オンラインショップでは6駅の記念入場券などが発売される。

合わせて「淡路屋」「まねき食品」「ナガサワ文具センター」が手掛けた「150周年記念弁当」が発売決定。明治時代に描かれた大阪駅の錦絵を用いたパッケージの「梅田ステンショ辨當」(1280円:淡路屋)は、大根とサバの船場煮や大阪府産しろ菜のお浸し、紅ショウガの天ぷらなど、伝統料理から近年の大阪名物料理まで幅広く盛り付けた、時代の変遷が感じられる内容に。

神戸出身の鳥瞰図絵師・青山大介氏が、この商品のために特別に書き下ろした初代神戸駅鳥瞰図をパッケージに使用した「神戸ステンショ辨當」(1280円:淡路屋)の中身はビーフシチューやチキン南蛮、海老フライなど、神戸らしい洋食に。おまけとして、初代神戸駅鳥瞰図が封入される。

神戸と大阪の肉をメインに使ったボリュームたっぷりの「神戸大阪三種肉めぐり弁当」(1780円:まねき食品)では、甘辛く炊き上げたすき焼き風の神戸牛と、生姜焼きにした神戸ポーク、河内ワインをブレンドしたソースをかけた大阪産豚のとんかつをイン。大阪城をイメージしたニンジンがポイントとなっている。

これらの記念弁当は5月11日から、JR駅構内駅弁販売店舗をはじめ、淡路屋、まねき食品店舗にて販売される。