小中学生が考える「将来就きたい職業」はどの職業なのでしょうか。アデコ株式会社(東京都千代田区)が実施した「将来就きたい職業」に関する調査によると、小中学生男子は「サッカー選手」、小中学生女子では「パティシエ(お菓子職人)」がそれぞれ1位となりました。なかでも中学生男子では、「エンジニア・プログラマー」が、「会社員」「公務員」を抑えて調査開始以来、初の1位となったそうです。

調査は、全国の⼩中学⽣の男⼥1800人(各学年男女100人ずつ)を対象として、2024年3月にインターネットで実施されました。

全国の小中学生に、「大人になったらどのような職業に就きたいですか」と質問したところ、男子は2年連続で「サッカー選手」(7.5%)、女子では、5年連続で「パティシエ(お菓子職人)」(14.1%)が1位となりました。

次点以降をみると、男子は同率2位「エンジニア・プログラマー」「野球選手」(6.9%)、4位「YouTuberなどの動画投稿者」(6.4%)、5位「会社員」(6.1%)、と続き、女子では2位「教師」(8.8%)、3位「看護師」(7.2%)、4位「医者」(5.7%)、5位「会社員」(3.3%)がランクインしていました。

続いて、小学生(男女各600人)が選ぶ「将来就きたい職業」をみると、男子は1位「サッカー選手」(10.7%)、2位「野球選手」(8.5%)、3位「YouTuberなどの動画投稿者」(8.2%)という結果になりました。一方、女子では1位「パティシエ(お菓子職人)」(20.2%)、2位「教師」(7.5%)、3位「医者」(6.0%)がTOP3となっています。

また、中学生(男女各300人)が選ぶ「将来就きたい職業」をみると、男子は小中学生男子全体でも2位にランクインした「エンジニア・プログラマー」(10.0%)が2014年の調査開始以来、初の1位となりました。次いで2位「会社員」(6.7%)、3位「公務員」(6.3%)が続きました。

一方、女子では1位「教師」(10.0%)、2位「看護師」(8.3%)、3位「パティシエ(お菓子職人)」(8.0%)がTOP3に挙げられたそうです。