5月1日の岩手県平泉町で春の藤原まつりが開幕し、中尊寺の参道を子どもたちが練り歩く稚児行列が行われました。

春の藤原まつりの幕開けを飾る稚児行列に、2024年は地元の幼稚園児など46人が参加しました。

子どもたちは色鮮やかな晴れ着姿で登場し、男の子は烏帽子、女の子は宝冠をかぶり沿道の声援を受けながら真剣な表情で歩きます。

保護者と一緒に、中尊寺の本堂から金色堂までの約300メートルの参道を元気に歩き切りました。

参加した子ども
「楽しかった。着ている服がかわいい」

参加者
「慣れないげたもちゃんと履けて、心配したがちゃんと歩けて良かった」
「(わが子が)無事ここまで大きくなったと、感慨深い思いがする」
「一緒に歩いて涙が出た。自分らしく健やかに、健康第一に育ってほしい」

春の藤原まつりでは、3日に源義経公東下り行列が、最終日の5日には弁慶力餅競技大会などが行われます。