町田・昭和薬科大学近くの道路脇で「ど根性ツツジ」が満開を迎えた。(相模原町田経済新聞)

 ど根性ツツジは、市道脇の植樹帯に植えられたヒラドツツジ。電柱を支える鉄線の黄色いカバーに隠れて大きく生長したが、カバー撤去後に花の重みで今にも倒れそうになっていたツツジを町田市が10年前、「倒すわけにはいかない」と鳥居の形をした支え丸太で幹を直立させた。

 手厚い保護を受けたツツジは年々幹を太らせ、交通標識の高さほどの約3メートルを超えるまで成長して「高木」になった。足元のツツジが咲き終わる頃に咲き誇り、鮮やかなピンク色で存在感を見せている。

 市内のど根性ツツジは、木曽市営住宅の近くでも見ることができる。