25日午前、石川県加賀市内の市道で、歩いていた男性がバックしてきた乗用車にはねられる事故があり、男性は意識不明の重体となっています。

午前8時35分ごろ、加賀市潮津町の市道で、近くに住む北勝宣さん(82)がバックしてきた乗用車にはねられました。この事故で北さんはその場に転倒し、後頭部などを打って意識不明の重体となっています。警察では乗用車を運転していた加賀市白鳥町の運転手、井家保次さん(72)が、後方にいた北さんに気づくのが遅れたものとみて当時の状況を調べています。

井家さんは、職場の社員を迎えに来た際に、家の前に車を着けようとバックしていたということです。はねられた北さんが道路のどのあたりを歩いていたかは調査中ですが、現場の道路は歩道と車道の区別がなく、車がぎりぎりすれ違えるほどの幅だったということです。