能登半島地震で被災した石川県の「輪島朝市」の復興を目指そうと25日、東海地方で初めての「出張朝市」が愛知県豊川市で開かれました。

 元日の能登半島地震で、「輪島朝市」の地域は火災で大きな被害を受けました。

 25日会場のイオンモール豊川には、輪島塗の工芸品や海産物などを販売する9つの店が出店し、朝から多くの買い物客で賑わいました。

 この出張朝市は、組み立て式屋台を提供するなどの支援を続けてきた豊橋市の木工会社の社長、松井誠さんが企画しました。

 老津木工有限会社・松井誠社長
「屋台を支援するということで2月に輪島へ行った。 輪島朝市を開く場所がないことを 課題の一つに挙げられていた。豊川・豊橋の人も輪島の味を楽しんでもらえるのではないかと思うとうれしい」

 「出張輪島朝市」は、26日まで行われます。