木村拓哉(51)主演のテレビ朝日系ドラマ「Believe−君にかける橋−」(木曜午後9時)の第2話拡大スペシャルが2日に放送され、平均世帯視聴率が10・1%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・9%だった。

同ドラマは、橋づくりに情熱を燃やす大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長、狩山陸(木村)が「龍神大橋」を建設するため奮闘の日々を送っていたが、大人数を巻き込む事故が発生し、刑務所に収容されてしまう。手に汗握るサスペンスと、スリリングで心に染み渡る人間ドラマが交錯する壮大な希望と再生のヒューマンエンタメだ。

◆第2話のあらすじ

すべては会社を守るため。磯田典孝社長(小日向文世)に懇願されるがまま、「龍神大橋」建設現場崩落事故の“真の原因”を隠蔽(いんぺい)して全責任を被り、実刑判決を受けてしまった狩山陸。しかし、妻玲子(天海祐希)ががんを患い、出所する頃には帰らぬ人となっているかもしれないと知り一念発起、秋澤良人弁護士(斎藤工)に再審の相談を持ちかけたのだが…。

無実の罪を晴らす鍵となるのは、狩山が信頼する部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)にこっそり託していた“決定的な証拠”だ。しかし、南雲は「何も話すことはない」と告げたのを最後に、秋澤からの電話連絡をことごとく無視。再審への道のりは、険しさを極めていく。そんな南雲の様子を婚約者の本宮絵里菜(山本舞香)も不審を抱く。

一方、狩山のことを執拗(しつよう)に調べ続ける警視庁捜査一課の黒木正興刑事(竹内涼真)は、玲子に接触。さらに、狩山が収容されている「国立刑務所」の林一夫刑務官(上川隆也)のもとにも訪れる。

日に日に追い詰められていく狩山。そんな中、彼は何としても真実を明らかにするため、ある計画を立てるが…。