ロシア出身のタレントでコラムニストの小原ブラス(32)は8日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜午後5時)に出演し、敷島製パンのパスコ東京多摩工場で生産した「超熟山型5枚スライス」に、小型のネズミの一部が混入していたとして10万個の自主回収が発表された問題について言及した。

敷島製パンは7日、公式サイト上で食パンの中に小動物のような異物が混入していたと発表していたが、8日、これが小型のクマネズミであることが判明したと発表した。小原はこの問題の報道をめぐり「状況は分からへんねんけど、(パンに)練り込まれているのが、しかも(ネズミの)一部ということで、ネズミが『層』みたいになっているということでしょ?」と、想像をふくらませながら言及。その上で「(詳細を)発表してほしい。どこか(の製造過程)で結果的に、チェックする場所が必要になってくる。この後どんな調査をして発表するかというのが、今いちばん大事かなと思っている」と。敷島製パン側のさらなる説明を求めた。

同社広報室は7日、公式サイトで「お詫びと自主回収に関するお知らせ」と題して「この度、敷島製パン株式会社パスコ東京多摩工場で生産した『超熟山型5枚スライス』に、異物(小動物らしきものの一部)が混入したことが判明いたしました。異物が混入した商品につきましては回収を完了しておりますが、念のため、同じラインにて生産した下記商品を回収するとともに、原因究明と対策強化のため、当面の間、当該ラインを休止します」と発表。客などに謝罪するとともに、これまでのところ健康被害などの報告はないとした上で「今後このような事態が再び発生することのないよう品質管理体制の一層の強化に努め、万全を期す所存でございますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」としていた。