お笑いコンビ、カベポスターの永見大吾(34)が16日、ABCテレビの朝の情報番組「おはよう朝日です」(月〜金曜午前5時、関西ローカル)に出演。14日に亡くなった「浪花のモーツァルト」こと、作曲家キダ・タローさんを悼んだ。

キダさんが最後の出演となった4月19日放送のABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」で、永見は局長代理として共演。「1カ月か、2カ月前の収録でご一緒したのが最後でした」と話し、「毎回、最高顧問という形でゲストにこられるんですけど、話を振られたら『こないだ私ね…』と最新のエピソードを話してくださった。若々しく、おもしろい方でした」と悼んだ。

番組は視聴者からの「日常のくだらないネタ」から「思い出探し」などの人情ネタまで、探偵役の出演芸人が調査するバラエティー。

キダさんが同番組の最後の出演で局長代理の席に座った永見は「依頼に対して、ご自分の人生と照らし合わせてちょっと涙ぐんだり、人間味のある方でした。僕からしたら、最後は局長代理という立ち位置でキダ先生の隣に座らせていただき、お話ができたことが、ただただうれしかった」と感謝した。