俳優橋本さとし(58)がフジテレビ系「ぽかぽか」に生出演。17年間担当しているNHKドキュメンタリー「プロフェッショナル」のナレーションに流儀があると答えた。

橋本には「プロフェッショナルなナレーションの流儀あるっぽい」との質問にしばらく考えてから「○」の札をもって、ちょっとタメをつくってから「そうですね。あります」と答えた。

橋本は「普通ナレーションの仕事は1時間弱あればできたりするんですよね」と話し「プロフェッショナルは毎回4〜5時間ぐらいかかりますね」と話すとNHK出身のMC神田愛花(43)は驚くこともなく3〜4回首を縦にふった。MCハライチ岩井勇気(37)は「何にかかるんですか」と聞いてきた。

橋本は「まずですね。映像を見ながら、全編とおして仮読み、ってのをやる」と話し「そのあと僕の声を聞いて、どういうイメージになるかというのをもう1度精査、っていうかやりなおす。文言や句読点の位置とかも。その直しだけで1時間はかかる。そのあと本ちゃん撮り。そこもブロック分けして細かく細かく。その後、また直しがある。直しのほとんどは僕の関西弁ですね」と語った。

橋本はナレーションのベツの仕事を受けるときに「プロフェッショナル、っぽくお願いできますか」と言われることがあるという。橋本は「あのスタジオに入って、スガシカオさんのあの曲が流れて、ポンッ、ってあの音がしないと、その気持ちにもならなくて、っぽくしてくれ、って言われると、橋本さとしが橋本さとしのモノマネをする、みたいな」と語った。

神田が「NHKのアナウンサーも同じなんですよ」と切りだし「通して呼んで、コメント直しも同じです。1時間番組、4〜5時間かかるんです。それがアナウンサーだからと思ったんですけど、お願いしている人もそうなんだ」と感心していた。