井ノ原快彦(48)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season7」(水曜午後9時)の最終話が5日放送され、平均世帯視聴率が8・1%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・4%だった。

season7のテーマは多様性。中村梅雀(68)から深川麻衣(33)向井康二(29)ら加入3年目の若手メンバーまで、個性豊かな特捜班が多様性を増す事件に向き合っていく。

◆最終話あらすじ

「宝石店強盗」「拳銃密売」「連続ペット窃盗」。この3つの事件がすべてフェイク動画による冤罪(えんざい)であることに気づいた浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は、真犯人が新たに作成したと思しき犯行予告動画を調べていた。

その犯行予告日に警視庁150周年記念式典が開催されることが判明。不気味なメッセージと一致する部分もあった。この式典は、警視庁音楽隊に異動した特捜班の前国木田誠二班長(中村梅雀)の初舞台だ。

すぐさま式典の予定会場に向かった特捜班は、犯行予告動画に映っていた男・出口一郎(柏原収史)を発見して確保する。ところが、その背後で突然、爆発が起こる。

さらに、捜査支援分析センターの村瀬健吾副所長(津田寛治)と三ツ矢翔平分析官(向井康二)が、ネット上にまた新たな犯行予告動画を発見。その動画に出現したのは、見知らぬ女の顔だった。

他人の顔を利用してディープフェイク動画を作り、その顔を次々と脱ぎ捨てて犯罪を重ねていく真犯人とは、いったい何者なのか? そして、直樹の顔までが盗まれる事態が発生。大勢の観客が集まる式典で大パニックが巻き起こる。その式典で新藤亮(山田裕貴)は、バディを組む直樹とは別行動を取り始める。