お笑いコンビ「EXIT」のりんたろー(38)の高額な“買い物”が話題になっている。相方の兼近大樹(33)と22日放送の「ホンマでっか?TV」(フジテレビ系)に出演したりんたろーは、「この前、ローンで2億の高層マンションを買ったんです」と告白。りんたろうーは22年8月、グラビアアイドルの本郷杏奈(32)と結婚。23年11月に第1子が誕生したばかりだ。

「りんたろーは以前から配信番組で自宅、しかもタワマンの購入を検討していると話していました。2億円のうち住宅ローンをいくら組んでいるかは不明ですが、ブレークしてから10年未満の芸人が多額のローンを組めたことに驚きの声が広がっています。なぜなら、過去に俳優の松坂桃李がラジオで『ローンが組めない』と話していたように、芸能人の場合、収入が高くても公務員や大企業のサラリーマンに比べて将来の収入が見通せないのを理由に、高額の長期ローンだと銀行の審査が厳しくなるのが通説だからです。かつて千鳥のノブも何度も審査に落ちた末に、ようやく通ったと話しています。その一方で、岡田准一は豪邸購入の際に数億円のローンがすぐ決まったと報じられています」(芸能ライター)

 木村拓哉(51)に憧れているりんたろーは、キムタク愛用のバイクや洋服などを爆買いしている動画を配信しているように、浪費家のイメージがある。それだに、銀行から多額の自己資金が要求されるケースなども考えられるという。そんなりんたろーは、独身時代もタワマンで暮らしていたとのこと。

「17年にEXITをスタートした2人ですが、それまで別々に組んでいたコンビが鳴かず飛ばずだったのが、EXITは“チャラ漫才”でほどなくしてブレーク。すぐに稼げるようになった。りんたろーが独身時代に湾岸エリアのタワマンで暮らしていたのは有名な話です。動画で家の様子を配信したり、近くの運河をランニングしているところ、声を掛けられ気軽に応じるなどファンの間ではよく知られていました」(女性週刊誌記者)

 兼近が番組で「これから土地が上がる場所を買ってました」とりんたろーのタワマンの立地についてバラしているが、都心のファミリータイプの中古マンション価格は1億円を超えているため、《今は買い時ではなく売り時》《高値づかみだろう》《そろそろバブルが弾けそう》といった声があがっているという。

■銀行融資を受けられる芸能人の条件は
 
「日銀がマイナス金利の解除に踏み切り、今後緩やかな利上げが予想されるなか、今の不動産価格を維持するのは難しいと見られています。ただ、不動産や株など資産運用を専門家から学ぶ配信番組に出演しているだけに、そのあたりのことは十分理解しているはずです。りんたろーはむしろ売却益で次の新居に住み替える“ヤドカリ”を狙っているフシもあります」(前出・女性週刊誌記者)

 芸能人の住宅ローン事情について、ある不動産コンサルタントはこう話す。
 
「超低金利の今、住宅ローンの審査は昔に比べてだいぶ緩くなっています。バブル時代と何が変わったかというと、大手銀と地銀のほかにネット銀行が誕生したことで、住宅ローンを提供している銀行が増えていること。住宅ローンは他の融資に比べて安定しているので、金融機関同士の競争が激しい。そのため、フリーランスでも実績があれば、借りやすくなっています。ただし、過去の確定申告や銀行との取引状況、担保状況、法人化していれば決算状況などトラックレコードが精査されます。りんたろーさんの場合、7年ほどの活動が評価されたほかに、これまでの収入プラス預貯金が1億円以上あるとか、融資期間が10年未満など、色々なパターンが考えられます」

 兼近との収入格差をボヤいたこともあるりんたろー。タワマン購入は吉と出るか凶と出るか。