<オリックス7−0楽天>◇18日◇楽天モバイルパーク

楽天が2戦連続の完封負けを喫した。この日は打線が3安打と低迷。しかしその中でただ1人、村林一輝内野手(26)が好調だ。初回1死走者なしで、中前打で出塁すると、6回先頭では左前打で出塁。3試合ぶりとなるマルチ安打をマークした。去年から変更した打撃フォームには「今のところはしっくりきている」と手応え。これで7日のソフトバンク戦から10試合連続安打となった。

昨季は7月25日の日本ハム戦から自己最高の13試合連続安打を記録。夏場以外も好調で、安打数は21年の6安打を大きく上回る77安打を放つなど、結果を残した。その夏場は32試合連続で1番打者を務めていたが、今季は2番が主戦場。村林は「後ろにいいバッターがたくさんいる。出塁することが第一と試合に臨んでいる」。打順関係なく、チャンスを広げる起爆剤となる。