<中日1−4巨人>◇8日◇バンテリンドーム

39歳の巨人長野久義外野手がベテランらしく勝負強さを発揮した。1点リードの8回2死満塁で、右中間を割る走者一掃の3点適時三塁打。昨季8月13日DeNA戦(東京ドーム)以来の三塁打で、大きな3点をもたらした。

阿部監督が「困ったときのベテラン」と託されたスタメンで、4回の右前打含む2安打。長野は「まあ僕のヒットより泉口のヒットがみんなうれしい。苦労して初ヒット打ったのは一生の思い出になると思う」と、自分のことよりもルーキーのプロ初安打を喜んだのもベテランらしかった。