<中日0−1阪神>◇15日◇バンテリンドーム
背番号5が決めた。0−0で進んだ延長11回、阪神近本光司外野手(29)が均衡を破る決勝タイムリー。前日敗戦につながる痛恨失策を犯した佐藤輝明内野手(25)が2軍落ちし、無得点が続いた重苦しい展開を一振りで切り裂いた。近本は打率、打点、本塁打、勝利打点、安打数、盗塁数でチームトップの6冠に浮上。チームは今季延長戦で8戦1敗の粘り強さを発揮し、首位巨人を追う0・5差は変わらず食らいついた。阪神岡田監督一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
−投手陣が踏ん張った
うん。大竹もよかったけどな。
−−昨年のいい時のような状態に
そうやなあ。やっぱり慣れもあるからな、向こうのバッターもな。
−中継ぎも
けっこう投げてなかったからな。
−石井もいい
ファームで投げて、だいぶようなっとったからな。今はけっこう(リリーフ陣は)10人もおるから。
−近本は追い込まれたが、さすが
まあ、それはなあ、おーん。後ろが打たんからのう。
−中野はバントは失敗したが、走者を進めた
あれもなあ。だからこういうゲーム展開はもうやることきっちりやった方が。向こうもノーアウト二塁あったけどなあ。やっぱりあれ、ランナー送れんかったからのう。結局はそこやろなあ。