<高校野球春季新潟大会:帝京長岡5−0加茂暁星>◇9日◇長岡市悠久山野球場ほか◇準々決勝4試合

昨秋王者の日本文理が6−0で東京学館新潟を下し、春3年連続の4強入りを決めた。0−0で迎えた8回に宇野純平捕手(3年)が右翼席上段へ先制ソロ。均衡を破り、終盤2イニングでの大量得点に導いた。

関根学園は上越に11−4で勝利。2点を追う8回1死一、二塁から谷島優輝外野手(3年)の2点三塁打で追いつき、この回打者一巡の猛攻で一挙7点を奪って逆転した。

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帝京長岡はタイブレークの末、加茂暁星を5−0で破った。先発の武田晄樹投手(2年)が粘りの投球で勝利に導いた。

8回を6安打無失点の好投。1回にいきなり2死満塁のピンチを招いたが、6番打者を3球三振に仕留めてしのぐなど、決定打を許さなかった。「先発は昨日(8日)の試合後に言われた。『やってやろう』と思いました」と胸を張った。芝草宇宙監督(54)は「踏ん張れるのは力がついた証拠。大きな経験になった」と評価した。