<高校野球春季近畿地区大会大阪府予選:東海大大阪仰星7−0大商大高>◇12日◇3位決定戦◇大阪シティ信用金庫スタジアム

東海大大阪仰星が大商大高を下して3位に入った。

1回無死三塁から主将の山谷泰生内野手(3年)が犠飛を放って先制する。その後も5回に2点を追加するなど、中盤以降に突き放して8回コールドで快勝した。

上林健監督(55)は「昨日思うような試合ができない中で、切り替えて準備しないといけない中で初回にうまく点が入れた。大会を通じて秋に悔しい思いをして冬に頑張った子が春に結果を残してくれたことがチームの一番の財産」と控えに回った選手も活躍したことに表情を緩ませた。

夏に向けてはさらなる成長が必須だと強調。「まだまだ力のないチーム。決して過信せず、ここはここまでの努力。もう一段階上げないと甲子園は行けない。もう一段、もう二段上げるような準備をしていきたい。昨日ああいう形で負けた中で気持ちを切り替えてやってくれたのは本当に成長できたかな。自信を持ちながら過信せずやっていきたい」と見据えた。