◆西武5×―4ソフトバンク(4日、ベルーナドーム)

 ソフトバンクが、延長サヨナラ負けで今季初の3連敗を喫した。

 打線は初回、先頭周東が今井の初球151キロ直球を左前打とすると、川瀬の場面ですかさず二盗に成功した。川瀬が犠打を決めて1死三塁とすると、柳田の一ゴロの間に周東が生還。試合前時点でリーグトップの防御率0・77を誇っていた西武先発の今井達也からわずか8球で先制に成功した。

 だが、初回を無失点に抑えた先発のモイネロは2回に栗原の失策をきっかけに背負った2死一、二塁のピンチで長谷川、金子に連続適時打を浴び3失点で逆転を許した。

 2点を追う打線は4回に2死一、二塁から9番三森が中前適時打を放ち1点を返すと、1点を追う7回には1死三塁から柳田の中犠飛で同点に追いついた。

 終盤で試合を振り出しに戻したが、直後の7回裏にモイネロが2死二塁から源田に右翼越えの適時三塁を許し再び1点を勝ち越された。

 それでも直後の8回に、1死一、二塁から周東が放った遊ゴロで併殺を狙った外崎の一塁への悪送球の間に栗原が生還し再び同点に追いついた。

 だが延長10回に2死満塁から津森が外崎にサヨナラ打を許し、チームは今季初の3連敗となった。