◆ソフトバンク―楽天(22日、京セラドーム大阪)

 ソフトバンク打線は2度の打者一巡などで21得点大勝した前夜の勢いが止まらず、この日も初回から打者一巡の猛攻で幸先よく5点を先制した。

 1死一、三塁で山川が左翼スタンドに先制の特大3ラン。「追い込まれてからは外野フライでもと意識を変えました。先制のホームランとなって良かったです。勝ちに繋げていけるように援護していきたいです」とコメント。

 それだけで終わらず、その後も四球と安打で満塁の好機を作って楽天先発の荘司をマウンドから引きずり下ろすと、前夜の21日に1号ソロを放った海野が2番手松井友の直球をはじき返し中前2点打。「満塁のチャンスを生かしたいという気持ちだけでした。シャープに振り抜くことができました。大きい追加点を取ることができたので、あとは和田さんを勝ちに繋げるリードができるように頑張っていきます」とコメントした。20年ぶりに「白のキセキ」で登板する先発の和田に5点をプレゼントした。