7月末、日出生台演習場で予定されている陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による実動訓練を前に由布市に対策本部が設置されました。

防衛省によりますと、日出生台演習場を含む5つの県の演習場などでレゾリュート・ドラゴンと呼ばれる離島防衛を想定した国内最大規模の訓練が実施される予定です。

これを受け大分県由布市は1日、湯布院庁舎内に対策本部を設置しました。

訓練期間は7月28日から8月7日までですが、先発隊・後発隊の到着から出発までの期間、オスプレイの飛行状況などを確認をするほか、訓練に関する情報を市のホームページなどで発信します。

由布市湯布院振興局 米津康広局長

「(オスプレイが)上空を飛行するということで、安全面は当然だが騒音対策もしっかり防衛省に開示を求めていきたい」

今回の訓練では陸上自衛隊約3000人アメリカ海兵隊およそ1000人が参加予定です。

由布市では大分県を通じて九州防衛局に安全確保を求める要請を行っています。