岡山市に本社を置く菓子メーカー、源吉兆庵グループが2024年の秋冬に発売する新商品を発表しました。

発表会は全国の百貨店などのバイヤー向けに開かれたもので、源吉兆庵グループの8つのブランドから143の商品が展示されました。

宗家源吉兆庵の看板商品などを詰め込んだお正月にぴったりの「おせち菓子」や、バレンタインに向けた商品もズラリと並びました。

このうち「レトロ」をテーマにした新商品、日本橋屋長兵衛のSHORTCAKE缶は、スポンジとフルーツ、クリームをシンプルに重ねた一品で、懐かしさもありながらはやりの写真映えもする見た目が特徴です。

(源吉兆庵ホールディングス 國井隆史常務)
「古いものを新しく再現して現代のお菓子に提案している。昭和レトロ、という言葉も最近流行っている。若い客層にも認識してもらえるのでは」

16日までの発表会には全国から380人のバイヤーが訪れる予定で、工場や農園の見学なども行われます。