お笑いコンビ・キャイ〜ン(天野ひろゆき、ウド鈴木)、ずん(飯尾和樹、やす)が共著したエッセイ集『キャイ〜ン ずん 作文集 ほぼ同じで、ぜんぜん違う』(徳間書店)が、あす26日発売される。浅井企画所属でほぼ同期の仲良しおじさん4人が、渾身の力作を仕上げた。

 今回、下積み時代の東京・錦糸町、三軒茶屋、五反田をめぐるツアーや、やすの生まれ故郷・宮崎、さらに歴史とおいしいものを求めて福島・会津の旅など、修学旅行の学生さながら、初の4人一緒の旅を敢行。珍道中や座談会とともに、4人それぞれ、幼少期から出会い、芸人デビュー、売れたきっかけ、活動、芸能界の交遊など、知られていることから、知られていないことまでまとめた作文をつづった。

 サブタイトルの「ほぼ同じで、ぜんぜん違う」の通り、4人の個性があふれ、笑って、笑って、泣けて、笑える作品に仕上がった。

 「はじめに」では、天野が4人の関係を「珍友」、ウドは「これからもずっと4人フォーエバー」と表現。やすは「これで僕も一流芸能人の仲間入りや」と歓喜し、飯尾は「同期4人、それぞれの作文です。もし良かったら気楽に読んでください」と呼びかけている。

 4人によるサイン本お渡し会と撮影会が、5月20日に東京・紀伊國屋書店新宿本店で開催される。