俳優の浅野温子(63)が3日、神奈川県内で行われた映画『帰ってきた あぶない刑事』完成披露舞台あいさつに登壇した。浅野は背中と胸元がばっくりと開いた黒のシースルー生地のドレスを着用。還暦を超えても変わらぬスタイルで圧倒した。

 1986年のテレビドラマ放映開始から37年。当時社会現象を巻き起こし、ドラマ&映画史上において「伝説」を作った『あぶない刑事』シリーズ。前作の映画『さらば あぶない刑事』では、刑事を辞めてニュージーランドで探偵事務所を開設したタカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)。今作では探偵として横浜に帰ってくる。

 イベントには舘、柴田のほか、仲村トオル(58)、土屋太鳳(29)、吉瀬美智子(49)、西野七瀬(29)、原廣利監督(37)が参加。前作のタイトルに『さらば』がついていたことで「(『さらば』が最後だと)僕もそう思ってました」という舘に、柴田は「この4人がそろうと最強。実家に帰ってきたよう。舘さんはまんま鷹山で、僕もまんまセクシー大下なので。役作りなどの準備はいらないんです」と笑顔を見せた。

 そんななか浅野について柴田は「オンコはただ爆発してるだけ」とニヤリ。8年ぶりの同役に浅野は「薫は薫ですので。みなさんのご要望の薫か不安なんですけど」としつつ、登場シーンは「私をあそこまでさせなくていと思ったんですけど…監督の若さが有り余ってるので、それがカオルのところにきちゃいました」と言及。原監督は「盛大に爆発させたいな、と」と自信をのぞかせていた。