テレビ朝日系ドラマ『特捜9 season7』(毎週水曜 後9:00)が、29日の第9話をもって『警視庁捜査一課9係』から通算200話を達成する。記念すべき同話では、津田寛治演じる村瀬健吾も登場する。

 2018年4月、『9係』からバトンを受け継ぐ形でスタートした、『特捜9』。現在放送中の『season7』は、『9係』から数えると19シーズン目にあたり、29日の第9話で通算200話となる。『特捜9』は、長い間、苦楽を共にしてきた“家族”のようなメンバーが織りなす“群像捜査”が最大の魅力。記念すべき200話目は、一見バラバラなのに固い絆で結ばれた彼らのチームワークと、これまでの特捜班の歩みが浮き彫りになるようなエモーショナルなストーリーが展開する。

 第9話で特捜班が挑むのは、シリーズの長い歴史の中でも前代未聞の衝撃事件。物語は、所轄の応援で宝石店強盗の捜査に加わった浅輪直樹(井ノ原快彦)と新藤亮(山田裕貴)がネットに出回った動画をもとに容疑者を追跡するところから幕を開ける。

 その頃、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は同じくネットに上がった動画をもとに拳銃密売の現場を押さえようと張り込んでおり、小宮山志保(羽田美智子)と高尾由真(深川麻衣)は連続ペット窃盗事件を追ううちネット上に怪しい男の動画を発見して…と、序盤は3組のバディがそれぞれの事件を追いかける姿が描かれる。しかし捜査が進むにつれ、3つの事件をつなぐ“衝撃の事実”が発覚し、謎が謎を呼ぶ怒涛のミステリーへと発展していく。

 そんな事件に立ち向かう特捜班をサポートするのが、志保の夫であり、特捜班の元メンバーである警視庁刑事部捜査支援分析センター(SSBC)副所長・村瀬健吾。村瀬は部下の分析官・三ツ矢翔平(向井康二)とともに動画解析を行い、直樹たちの捜査を力強くバックアップする。

 また、特捜班メンバーは捜査に奔走しながら、それぞれのバディとの最初の出会いを自然と思い返していくこととなり、“あの時、どんな思いを抱いていたのか”、そして“今、相手に何を思っているのか”、これまでくわしく語られることのなかった、それぞれの胸の内が明らかになっていく。第9話は、『9係』時代からの積み重ねがあるからこそ描くことができる、『特捜9』ならではの物語をつむぐ。

 そして、シリーズ通算200回を記念して、27日〜29日の期間、テレビ朝日の『ゴゴワイド枠』ではこれまで放送した中から選りすぐりのエピソードを集めたスペシャルセレクションを放送(※関東ローカル)。シリーズの原点である『警視庁捜査一課9係 season1』第1話をはじめ、山田演じる新藤が特捜班に加わる『特捜9 season1』第1話&第2話、今回の200話記念回にもつながるストーリーが展開する『特捜9 season3』第10話、そして村瀬と志保がゴールインする感動回『特捜9 season4』第13話など、珠玉のエピソードを厳選して届ける。