最新の映画動員ランキング(5月24日〜26日の3日間集計、興行通信社調べ)は、舘ひろし&柴田恭兵主演で80年代から人気を博してきたドラマ&映画シリーズの最新作『帰ってきた あぶない刑事』が、初日から3日間で動員25万1600人、興行収入3億5300万円をあげ、初登場1位を獲得した。

 2016年公開の前作『さらば あぶない刑事』の最終興収16.3億円を上回って興収20億円も射程圏内のヒットスタートを切った。刑事を引退してニュージーランドで探偵として第二の人生をスタートさせたタカ&ユージが、再びヨコハマに戻り、探偵事務所を開業する。監督は原廣利、共演は浅野温子、仲村トオルらなじみのメンバーに加え、ヒロインとして土屋太鳳が参加している。

 2位には、実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ“ウマ娘”たちの奮闘を描いた人気ゲーム初の映画化作品『劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』が、初日から3日間で動員22万6600人、興収3億5400万円をあげ初登場。監督は山本健、声の出演は藤本侑里、上坂すみれ、小倉唯、ほか。

 6週連続1位をキープしていた『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は3位となったものの、週末3日間で動員20万人、興収3億円を記録。累計成績は、シリーズ歴代最高成績をあげた前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』を上回り、動員977万人、興収140億円を達成し、シリーズNo.1に輝いた。

 4位には、浅野いにお原作の漫画をアニメーション化した2部作の後編『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』が初登場。アニメーションディレクターは黒川智之が務め、声の出演は幾田りら、あの、ほか。

 5位には、ジョナサン・グレイザー監督がアウシュヴィッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族の姿を描いた『関心領域』がランクイン。出演はクリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー。

■全国映画動員ランキングトップ10(5月24日〜26日)

1(NEW)帰ってきた あぶない刑事(公開週1)
2(NEW)劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(1)
3(1↓)名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(7)
4(NEW)デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(1)
5(NEW)関心領域(1)
6(4↓)碁盤斬り(2)
7(3↓)猿の惑星/キングダム(3)
8(7↓)ミッシング(2)
9(2↓)劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(15)
10(5↓)ボブ・マーリー:ONE LOVE(2)
※11(NEW)おいしい給食 Road to イカメシ(1)