河北メイクの神髄は、誰かになるのではなく、自分“らしさ”を最大限に引き出すこと。その中でセンセイが最も大切にしているのが、骨格活かし。陰影を上手にコントロールすることで自然な小顔効果を叶えつつ、ミニマルなメイクだからこそ洒落たムードまで生まれちゃう。そんな河北メイクの基本+αを、改めてクローズアップ!

イヤーカフ※参考商品(ミューラル)、タンクトップ¥14,300(フローレ フローレ/エスケーパーズオンライン)

肌に優しいのに、効果抜群な逸品です
河北メイク7つのマストハブ

骨格を活かすために欠かせない、河北メイクの7種の“神器”をピックアップ。もちろんブランドは、センセイがプロデュースを手がける「&be」。大人にこそ使ってほしいオススメポイントを、解説付きでお届け。

1 ツヤの土台を作るUVプライマー


 


「マットな肌だとどうしても老け見えしてしまうから、大人の肌にはツヤが不可欠。ピンクやシルバー、ゴールドの微細パールをバランスよく配合しているため、透明感や血色感を叶え、イキイキとした肌印象に。保湿効果も高いので、日中の潤いを守るのもポイント」(河北さん・以下同)

化粧下地・日焼け止め・保湿美容液の効果を持つ、マルチなプライマー。&be UVプライマー スタンダード SPF50+/PA++++ 36g ¥2,750(Clue)

2 絶妙な質感で光を宿すグロウハイライター


 


「さらにハイライトでツヤ増しをして、顔立ちにメリハリ感をプラス。バームタイプのハイライトだから、湿度を帯びた生っぽいツヤ肌に。色気を添えると共に、保湿効果も高いので肌の乾燥も寄せつけない。パールの細かさに注力したから、変にギラついたり毛穴落ちしないのもこだわり」

スキンケアしたての肌のような内側からのツヤ感を演出。肌荒れを防いだり、肌にハリを与える美容成分配合。&be グロウハイライター 2.8g ¥3,080(Clue)

3 陰影を自在にコントロールコントゥアペン


 


「顔立ちに奥行きや立体感を与えるために欠かせない陰影を、簡単にコントロールできるペンシル型。肌なじみのいいテクスチャーとカラーで骨格を際立たせながら、元からその陰影を持ち合わせているかのように錯覚させることが可能。不要な余白をカットするイメージでラインを引いて」

フェイスラインや鼻筋など狙ったところに描けるシェーディングスティック。滑らかな描き心地でさり気なく陰影をメイク。&be コントゥアペン ¥2,750(Clue)

4 大人の目元メイクに不可欠ペンシルアイライナー


 


「年を重ねるとまぶたが重力によって下がりやすく、目元のフレームが曖昧に。ヌケ感を出したい日にはラインレスでもいいけれど、目元を締めないと自分が思っている以上にぼやけてしまうので要注意。強いメイク感を出さないためにも、基本はペンシルでインラインを埋める程度でOK」

滑らかに描けるクリームタイプのアイライナー。くっきりと目ヂカラを強化するマット質感。&be ペンシルアイライナー マットブラック ¥1,320(Clue)

5 多幸感のある血色作りクリームチーク


 


「大人はどんどん血色が損なわれるため、リップで赤みを足さない場合はチークがマスト。このチークは、黄みにも青みにも振らないニュートラルな赤がこだわり。透け感があるので、自前の血色のようになじみ、肌の色も選びません。旬なベージュリップとも相性抜群!」

5種のボタニカル保湿成分を配合。乾燥を寄せつけず、頰に自然な血色とツヤをプラス。&be クリームチーク ラディーレッド ¥1,650(Clue)

6 眉は河北メイクの最重要ポイントアイブロウパレット


 


「もともと持つ眉の形を活かしつつ、眉下を直線的に描いて彫り深く見せるのが河北流。アイシャドウにもなるこのパレットは、ワックスとパウダーの異なる質感をセット。ワックスで下描きしてからパウダーを重ねることで、濃淡の調整もしやすく、失敗しにくいんだ」

淡く発色するワックスと、濃淡グラデを描きやすいベージュ&ブラウンの3色パレット。ふんわり立体眉に。&be ディープセットパレット ¥2,200(Clue)

7 今季マストな大人カラー ベージュのシアーリップ


 


「2000年代のJ.Loをイメージして作ったベージュリップ。大人には懐かしいでしょ?  白みがかったヌーディなベージュなので、自然とぽってり厚みのある唇に。冬から引き続きベージュリップはトレンドでもあるし、どんなファッションやシーンにも似合うと思うよ」

水分を含むとゲル化するモイストフィックスオイルが、唇上でジェル状の膜を形成。色とツヤをキープ。&be シアーリップ ネイキッドベージュ ¥2,200(Clue)

hair & make-up:YUSUKE KAWAKITA photograph:EIJI HIKOSAKA[makiura office](model), ASA SATO(still) styling:AKIKO KIZU model:ERIKA MORI illust:ASAMI HATTORI text:EMI TANIGUCHI
otona MUSE 2024年6月号より