日本とニュージランドの映画館での違いを描いた漫画「ニュージーランドの映画館あるある」が、Instagramで400以上のいいねを集めて話題となっています。

 最近、ニュージーランドの映画館と日本の映画館とのある違いに気付いた作者。このほかにも、映画館で日本との違いを感じる「あるある」がいくつかあり…。

スタッフから“強めの圧”をかけられた

 この漫画を描いたのは、ニュージーランド在住で、主婦のオカチャンさんです。ニュージーランドで暮らす日本人家族の日常を漫画にしてInstagramやブログ「NZにこにこ落書き」で発表しています。オカチャンさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「ニュージーランドの映画館あるある」を描いたきっかけを教えてください。

オカチャンさん「もし同じ映画を日本で見ていたら、このモヤモヤはなかっただろうなと思い、自分の記録として描きました!」

Q.すぐ片付けようとする映画館のスタッフから、声を掛けられたことはありますか。

オカチャンさん「強めの圧をかけられますが、退出するように声を掛けられたことはまだありません。『ドアを全開で開ける』『私たちがまだ観ているけど掃除を始める』といった感じです」

Q.オカチャンさんたちと同じように、最後まで観る人は何人ぐらいいるのでしょうか。

オカチャンさん「わが家が観に行った映画では、私たちだけのときもありました。いても、私たち以外に1組いるかどうかという感じです」

Q.他にも日本の映画館と違うことはありますか。

オカチャンさん「ニュージランドの映画館では、日本のような短編映画の同時上映、グッズやパンフレットの販売、入場者特典など、どれもやっていないです。そういったいろいろな楽しみがあるのは日本の映画館ならではだそうで…。日本のアニメ映画が上映されることは少なく、上映されても3カ月後だったりします…」

Q.漫画「ニュージーランドの映画館あるある」について、どのような意見が寄せられていますか。

オカチャンさん「同じように『圧に負けず見続けている』という共感のコメントを、ニュージーランド在住の人たちから頂きました」