1874年5月11日に神戸駅〜大阪駅間で鉄道が開業してから今年で150周年。これを記念するイベントが次々に開催される。まずは5月11日9時20分ごろから、神戸駅で記念式典。神戸市出身のプロトランぺッター広瀬未来さん率いるジャズバンドが、「鉄道唱歌」のジャズアレンジバージョンを生演奏。同日12時〜17時に神戸D51-PARKで行われるイベントでは、鉄道のお仕事体験や鉄道模型操縦など、鉄道ファンや子どもたち向けのコーナーが用意される。大阪駅では、記念式典のほか、「おおさか駅スタンプラリー」(11日10時〜12時)やトークセッション、クイズ大会などが行われる。

 また、5月1日〜11月4日の期間、開業150周年記念イベント「大阪駅タイムトラベルステーション〜時間の旅へ出かけよう!」 https://osakastationcity.com/theosakastation/150th/(西日本旅客鉄道)が開催される。大阪ステーションシティ各所で楽しめるのは、大阪駅150年の歴史と未来をテーマにした謎解き周遊ラリー「タイムトラベルステーションの謎」など、盛りだくさんのコンテンツ。過去から現在まで人気を博した車両がスマホ上に飛び出すAR(拡張現実)体験イベント「AR 大阪鉄道博物館」や「大阪駅QRラリー」、といった、さまざまなイベントが実施される。

 さらに、JR神戸線沿線の発展のようすがわかる「鉄道とまちの歴史パネル展」を、神戸駅、元町駅、三ノ宮駅、住吉駅、芦屋駅、西宮駅、尼崎駅、大阪駅で開催。150周年記念入場券や150周年記念弁当・オリジナル商品の発売も予定されている。