このご時世、光熱費が節約できるのはうれしい。自然エネルギーの活用という意味でも、できることなら太陽光発電システムを設置したいけれど、なにぶん初期費用が・・・という人は少なくない。「太陽光(ソーラー)発電」に関するインターネット調査(マイボイスコム・東京)によると、現在の設置率は9%。その7割が光熱費の節約を設置理由に挙げている。


 4月1〜7日に調査、9403人が回答した。設置率が比較的高いのは中国地方で、約16%。設置時期は「10年よりも前」が最も多くシステム所有者の50.9%。3年以内の設置者は約16%となっている。光熱費のほかに設置理由に挙がったのは、「売電できる」(6割弱)、「自然エネルギーを活用できる」(4割強)、「停電、災害時など非常時に電力が確保できる」(35.9%)などだ。


 逆に、太陽光発電システムの不満・不安点は、やはり「費用がかかる」が65.9%、「初期投資を回収できるか」(50.6%)、「費用対効果がどのくらいあるかわからない」「耐久性」「メンテナンスが大変」(各4割弱)などだった。