新日本プロレスは4月29日(月・祝)、鹿児島・西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)にて『レスリング薩摩の国』を開催した。

『レスリング薩摩の国』
日時:2024年4月29日(月・祝) 15:30開場 17:00開始
会場:鹿児島・西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)
観衆:1,780人

第2試合では棚橋弘至&真壁刀義&タイガーマスク組と、タイチ&上村優也&TAKAみちのく組が対戦し、KOPW保持者である上村がタイガーをダイビングクロスボディで仕留めて王者の貫禄を見せた。

■試合後バックステージコメント

上村「ヨシッ、KOPW保持者として、今日もしっかり勝ちました。まあ、いろいろこの新日本に対しても、IWGPに対しても、KOPWに対しても、いろいろ思うことはもうたくさんありすぎて、今ここで俺が吠えたところで、別に何もないが、でも今1つ言いたいことがあるな。
いつ何時、俺は誰の挑戦でも受ける。このKOPWに興味があったり、また俺に興味があったり、文句があったり、なんでもいいよ。俺に意見があるヤツは俺のこの前に来て、この俺に直接言ってくれ! これもずっと思ってて、ちょっと1つ言わせてもらうけど、新日本プロレス、SNSでレスラーがやり合ったり、まあそれももちろん盛り上げる上ではとても大事なこと、プロモーションの1つとして大事なことだと思います。
でも、そこばっかりに凝りすぎると、みんな置いてけぼりになっちゃうんだよ。世界があって、日本があって、そん中にプロレスというジャンルがあって、まあ世界中にもありますけど、そのプロレスっていうジャンルの中で、このちっちゃいジャンルの中でさらにSNSのプロレス。もっとちっちゃいところでやり合ったってしょうがねえんだよ。もちろん盛り上げるためには大事だよ。
だから、せっかくこうやって、バックステージコメントがあるんだよ。なあ、文句があったり、俺に意見があるヤツは、ここに来て、俺に直接言ってくれ。俺は今も待つよ。誰か来ねえか? 俺の発言に対して意見するヤツは? 明日も試合後、勝っても負けても……負けること考えてねえけどね……明日試合後、俺はまたバックステージに来るからな。意見があるヤツはここに来てくれ! 俺は待ってるよ。わかったか? 以上、ありがとうございました!」

タイチ「気分がいいね。1年前、ここで鷹木と40何分だかやって、試合後、脱水症状を起こして、そんな思い出がある場所だよね。1年後、帰ってきてみたら、あのベルトを今は優也が巻いていて気持ちいいね。プロレスって面白いね、こういうとこで。1年前、こんなこと誰が予想したか?
だからこうやってプロレスもそうだけど、生きてるって楽しいよね。明日、明後日、1カ月後、1年後、どうなっていくかわかんねえからさ、生きてみねえと。楽しいよね、そういうことを考えると。まあこれから優也があのベルトを優也色に染めてやってくれると思うし、俺とか鷹木がやってきたこと間違いじゃないって、彼が証明してくれると思うし。
そうだな、このまま、このまま彼が最後まで持ち続けるようなことがあれば、これは年間で覇者が決まるから。アイツが年末まで持っていたら、一番最後の後楽園ホール、俺が挑戦したいと思います。2023年の覇者として。いや、1回勝ったからって覇者になれるとか、美味しい魂胆じゃねえぞ?
そういうヤツがやってんだからさ、最後に持ってたヤツが覇者になるんだから。一番最後、優也に俺が挑戦するから、それまでしっかり保持者でいてくれよ。応援してるよ。そして、この後、DOUKI、セコンドは任してくれ。思いっきりやってくれ。期待してるよ」

※TAKAはノーコメント

棚橋「ニック・ネメス、お前が巻いてるベルトにはもちろん興味がある。ただ、今日、1つ目の試合でボルチンが、このNEVERの6人タッグのベルト巻いて入場してた。俺も1人の時は巻いて入場するようにしているんだけど、矢野が巡業外れて、俺とボルチンだけだけど、そういったボルチンの姿勢に改めてベルトへの思いっていうのは、こんだけベルトの数がたくさん増えようとも、思いの強さ、そういったものを込めれば、絶対魂が宿るものになるから。俺は巻くベルト巻くベルト、全力の愛で、全力の愛を注いでるから」

真壁「やっぱりよ、プロモーション入ったからよ、カッチリ決めねえといけねえじゃねーかよ。今日は最初からアグレッシブに行ったつもりだけどよ、いかんな。外の仕事? もちろん大事だよ。芸能の仕事? もちろん大事だよ。
だけどよ、この俺様、真壁刀義にとっちゃよ、プロレスラーだからよ、負けたかねえんだよ。オイ、いいぜ。テメーらが少しずつ台頭? 面白えじゃねえかよ。前はクソの役にも立ちゃしねえ、そんなヤツらが今、上がってきてんだろ。望むところだよ。ワクワクしてきたぜ」

※タイガーはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>