4月30日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「なんでそうなるの?」。 手乗り文鳥というと、手の上にちょこんと乗った姿が愛くるしいものです。 が、このテーマに寄せられた投稿に登場する文鳥は、意外な材料を使って巣作りをするそうです。それを見守る家族との関係はもっと不思議です。 北野誠とアシスタント佐藤実絵子、事故物件芸人 松原タニシが投稿を紹介します。

     

文鳥の巣作り

「うちの手乗り文鳥のチャネくん、家の中で常時放し飼いをしています。だからアチコチ自分で巣を作っていました。トイレの鏡の裏、フリースの袖の中、手提げかばんの中、帽子の中など。

ほとんど1日中巣作りに励みます。ティッシュ、レシート、干物の皮、焼きのり、かつお節など…」(Aさん)

北野「そんなん口についばむのやなぁ」

佐藤「すごい飼い方ですね。ワイルド」

北野「干物の皮とか置いておくの?焼きのりとか蓋開けておくの?」

松原「食卓からついばんでいますよね」

巣の後片付け

Aさんのメールは続きます。

「そして完成近くになると、ほとんど1日中巣の中にこもりきって内装みたいに仕上げているようです。が、なぜかある時プイっと興味を失い、次の場所に巣作りを始めます。

問題なのは、元巣の片付けです。干物の皮、かつお節は匂いが強烈です。特にホッケの干物の時は本当に大変でした」(Aさん)

北野「わざわざホッケの干物の食べ残したやつを置いとくのかな。焼きのりなんか蓋開けないといけない。どういう家なんや!文鳥とあなたたちの関係はどうなんだ!」

松原「文鳥ファーストなんでしょうかね」

Aさんは「なんで巣の材料に臭いものを選ぶのか」と続けますが、北野が気になるのは「置いておくからやないのか」とのこと。

北野「質問に答えてくれ!わかりにくすぎる。手乗り文鳥のチャネくんがなぜ干物をついばめるのか、わからん」

松原「その動画送ってください(笑)」

彼の好きなもの

これに対しAさんからすぐに回答がありました。

「うちのチャネについての質問ですが、我が家のご飯はまずチャネ様が味見をします。
かつお節は冷奴の上にのっていたやつ。焼きのりはお茶漬けの刻みのり。今では永谷園の袋を見ただけで狂喜乱舞。

干物は朝ご飯や晩ご飯のときのもの。しかも身より皮が好きで、彼は文鳥というより明らかにカラスに近い生き物です。

最後に生肉も大好きで、牛肉より豚肉派。生まれが静岡とありましたから、関東系の好みのようです」(Aさん)

の回答にまたも疑問が募る北野。

北野「豚肉って、鳥が生で食べて大丈夫なん?人間は豚肉生で食べるとだめですよね。
飛び回ってて、みんなの食べ物を見てるんやな。で、それを取っていくのや。
冷や奴のかつお節を取った後、残ったものを人間が食べてるんや。それはそれで大丈夫か…」

いろいろ想像を巡らせて「チャネくんを中心として家は回っているのでしょうね」と自分を納得させます。

動画不可

松原からの「動画を送って」との依頼に、また回答を送ってきたAさん。

「スマホを持つとすぐさま飛んできてスマホの画面をつつきます。なので彼の姿を動画で撮れません」(Aさん)

北野「家族中で囲め(笑)。ひとりがおとりになって、スマホをつついてる間に他の家族が撮る。家族全員で撮ってくれ」

チャネくんはちょっと変わった好みがありますが、それを許している家族にも「なんでそうなるの?」と首をかしげたくなります。
(みず)