[ニューオーリンズ(米ルイジアナ州) 10日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のローガン総裁は10日、全ての銀行が連邦準備理事会(FRB)の連銀貸し出し(ディスカウントウィンドウ)に登録し、定期的にテストするよう改めて呼びかけた。

昨年3月の銀行破綻で流動性がいかに急速に失われるかが浮き彫りになったと指摘した。

「健全で安全な銀行は常に連銀貸し出しを利用している。これは流動性を確保する上で重要な仕組みだ」と述べ、資金調達で連銀貸し出しに頼る銀行は問題を抱えているという見方を否定した。

「金融機関が登録する上で課題があったが、いったん登録すれば非常に使いやすいシステムだ」と述べた。