[香港 2日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は2日、米連邦準備理事会(FRB)の決定に追随し、政策金利の基準金利を5.75%に据え置いた。

声明で「高金利環境はしばらく続く可能性がある」と指摘。FRBについて、利下げを開始するほどの十分な確信を米インフレ軌道に対してまだ持っていないとの見方を示した。

香港の金融・通貨市場は引き続き円滑に秩序立って運営されており、香港ドル相場は安定しているとした。

香港は香港ドルを1米ドル=7.75─7.85香港ドルの範囲に抑える「ドルペッグ制」を採用しており、金融政策を米国に連動させている。