[サンフランシスコ 22日 ロイター] - バイデン米政権は22日、独立した連邦準備理事会(FRB)を支持すると表明した。共和党の大統領選候補となるトランプ前大統領が金融政策への関与を強める方法を検討しているという先月の報道を受けた。

大統領経済諮問委員会(CEA)はブログ投稿で、政治家の言いなりになる中央銀行が経済に良くない影響を与えた一方、独立した中銀がインフレをよりうまくコントロールできたという歴史を説明。「われわれバイデン政権はこの歴史に強く励まされており、中銀の独立性に対する揺るぎない支持を継続する」とした。

「この教訓を無視したり、過去半世紀の苦労して獲得した進歩から後戻りしたりすれば長期の有害なインフレがもたらされることは歴史が証明している」と主張した。